https://mainichi.jp/articles/20200414/k00/00m/040/061000c
毎日新聞2020年4月14日 11時52分(最終更新 4月14日 12時00分)
毎日新聞2020年4月14日 11時52分(最終更新 4月14日 12時00分)
仮想通貨(暗号資産)交換業者「コインチェック」(東京都渋谷区)から580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した事件で、警視庁は14日、不正なものと知りながらネムを取得したとして、大阪市浪速区の会社役員、北本雅己被告(39)=組織犯罪処罰法違反で起訴=を同法違反(犯罪収益収受)容疑で再逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。
捜査関係者によると、再逮捕容疑は2018年2~3月、匿名性の高い闇サイト群「ダークウェブ」上の交換所でハッカーが流出させた犯罪収益と知りながら、ビットコインなど別の仮想通貨と交換して約10億円相当のネムを取得したとしている。「ネムを購入した記憶はある」と供述しているという。
北本容疑者は、相場より安価な流出ネムを取得して別の暗号資産と自動で交換するプログラムを自ら開発し、全体で50億円超に相当するネムを取得。複数の仮想通貨交換所で換金を繰り返し、交換レートの違いを利用して数億円単位の利益を得た可能性がある。3月に十数億円分のネムを取得したとして同容疑で逮捕され、起訴されていた。
事件を巡っては、同様に約1億数千万円相当のネムを取得したとして北海道帯広市の医師の男(30)も同容疑で逮捕、起訴された。【柿崎誠】
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Source: コイン速報 | 仮想通貨ニュース・暗号資産相場情報・5chまとめ
仮想通貨NEM540億円流出事件の安いNEMを数十億円仕入れて儲けた男を再逮捕。