ソニーグループ株が急反落し、一時前日比6.7%安の1万2115円を付け、4月26日以来の日中安値となった。9日に発表した4-6月期(第1四半期)決算で、一部のアナリストが半導体や映画事業に関するネガティブな要素に着目している。
シティグループ証券の江沢厚太アナリストは、営業利益がコンセンサス近辺で着地したが、映画と半導体が大きく減益となり、実績決算としてはネガティブな印象と指摘。目先の株価を1万2000-1万3000円と想定する。
同社が発表した4-6月期の連結営業利益は、前年同期比31%減の2530億円だった。金融事業や映画事業、半導体事業の不振が響いた。ブルームバーグが集計したアナリスト15人の予想平均2423億円は上回った。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の小宮知希シニアアナリストは、4-6月期実績がコンセンサス並みだだったものの、ゲーム、映画、半導体、金融の減益を音楽、エンタテイメント・テクノロジー&サービスの増益でカバーできなかったと述べた。
映画事業の不振は、劇場公開関連費用が増えたことなどが減益要因。小宮氏は、スマートフォン市場の回復が2025年初頭に遅れる中、顧客の部材取り込みはスローで在庫がやや多く、この状況は第2四半期も継続しそうとの見通しを示した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-10/RZ5DMPT0G1KW01
続きを読む
Source: コイン速報 | 仮想通貨ニュース・暗号資産相場情報・5chまとめ
【悲報】ソニーG株が一時6.7%安 ゲーム、映画、半導体、金融の減益カバーできず