仮想通貨ビットコインが過去最高値を更新する状況の中、機関投資家は多額の資金を金から引き揚げた。
これが単なる偶然なのか、それとも仮想通貨市場と貴金属市場に深刻な影響を与えるローテーションの始まりなのか確実に知るのは不可能だ。しかし、ビットコインがいつかインフレヘッジやポートフォリオの分散先として金に匹敵する資産になり得るかの議論は今、白熱している。
今年に入り150%値上がりしていたビットコインは先週急落し、3月以来の大幅な下げを記録。一般の投資家が二の足を踏む原因となってきたビットコインの変動の大きさが浮き彫りになった。しかし、一般の投資家が金の持ち分のごく一部でもビットコイン業界に移し始めれば、ウォール街の分散化戦略を一変させるだろう。
以前は商品関連ヘッジファンド運用者で現在は仮想通貨投資家のジャンマルク・ボヌフー氏は、「金は過去の世界やベビーブーム世代の安全資産だった」が、今やビットコインのような資産に取って代わられつつあると述べた。
ファミリーオフィスなどのファンドは、ビットコインを買うために金連動型上場投資信託(ETF)の持ち分を売却していると、JPモルガン・チェースのアナリストらが指摘。ビットコイン投資手段として機関投資家に選好されているグレースケール・ビットコイン・トラストは、8月初めからドルベースで2倍余りに上昇している。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-01/QKMZX5DWRGG301
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Source: コイン速報 | 仮想通貨ニュース・暗号資産相場情報・5chまとめ
【仮想通貨】金よりもビットコインを買うべきか-ウォール街で最も熱い議論に